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#8 SFから考える未来のAIリスク (ゲスト:大澤博隆さん)

About the event

今回のALIGNウェビナーでは、慶應義塾大学理工学部准教授の大澤博隆さんをお迎えします。

大澤博隆さんは、ヒューマンエージェントインタラクション、人工知能の研究に幅広く従事され、共著に『人狼知能:だます・見破る・説得する人工知能』『人とロボットの〈間〉をデザインする』『AIと人類は共存できるか』などがあります。同時に、イノベーションの方法論としてのSF(サイエンスフィクション)に関する第一人者であり、2022年からは日本SF作家クラブ第21代会長、2024年に設立された慶應義塾大学サイエンスフィクション研究開発・実装センター所長も務められています。

2024年4月には、AI研究者にSFが与えた影響について解像度高く掘り下げる監修・編著の『AIを生んだ100のSF』が出版になりました。

本ウェビナーでは、SFが未来のAIをどのように描いてきたのか、とりわけ、悪意のある使用、AI開発競争、組織的リスク、暴走AIといった「AIのリスク」の描かれ方について、大澤さんの分析を共有いただきます。そして、そうしたSFによるAIリスクの描かれ方から我々が学び取れることは何か、また、現代を代表するSF作家(たとえばテッド・チャン氏など)の知性から、今後のAIの発展についてどのような議論が開かれるかについて、参加者を交えて考えます。

  • ​日時:2024年7月17日(水)19:00 -20:00 (日本時間)

  • 開催方法:オンライン(Zoom meeting)

  • 本イベントは日本語での開催です。This event will be held in Japanese.

  • イベントは議論部分を含めて録画のうえ、ALIGNのYoutubeチャンネルにて公開予定です。

プログラム

  • 19:00-19:05 ALIGNから趣旨説明

  • 19:05-19:40(目安)大澤さんレクチャー

  • 19:40-20:00 参加者を交えたディスカッション

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